Eventide Blackhole レビュー:空間を支配するアンビエントリバーブとディレイの統合
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楽曲に広大な空間表現を加えたいが、既存のリバーブでは物足りなさを感じているかもしれません。特に、ただ残響を足すだけでなく、サウンド自体に深みと動きを与えたい場合に、その課題は顕著になります。Eventide Blackholeは、そうした「一歩先の空間演出」を求めるDTMerのために設計されたリバーブプラグインです。この記事では、Blackholeがどのように音像を変化させ、あなたの制作に新たなインスピレーションをもたらすのかを解説します。詳細スペックと購入ページは以下から確認できます。
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Eventide Blackholeのサウンドと機能
Eventide Blackholeは、主にアンビエントなリバーブサウンドを求める際に活躍するプラグインです。従来のルームやホールといった物理空間のシミュレーションに留まらず、広大で幻想的な空間を創り出すことに特化しています。特に、シンセパッドやギターのアルペジオ、ボーカルなどに適用することで、トラックに奥行きと浮遊感をもたらします。
動画内では、まず小規模なルームリバーブから音作りを始めていました。Sizeノブを操作することで、リバーブ空間の大きさを調整できます。Sizeを下げれば短いリバーブに、上げていけば巨大な残響空間へと変化します。また、高周波をカットすることで、リバーブの響きを暖かくする調整も可能です。
次に、Blackholeの真骨頂であるアンビエントな変調リバーブへと発展させる手順が示されていました。Sizeを大きく設定し、Feedbackを加えることで、リバーブの長さをさらに伸ばすことができます。さらに、Modulation Depthを上げることで、残響に揺らぎと動きが加わり、静的なリバーブとは異なる生命感のあるサウンドが生まれます。
Feedbackコントロールをインフィニティアイコンまで回すことで、終わりのないインフィニットリバーブが生成されます。これは、特定のサウンドをフリーズさせ、パッドやドローンとして活用する際に非常に有効です。また、BlackholeにはDelay機能も統合されており、0秒から2秒までのPredelay Timeを調整できます。このDelayにFeedbackを組み合わせることで、リバーブとディレイが一体となった、より複雑なアンビエントサウンドを作り出すことが可能です。
さらにユニークな機能として、Gravityノブを使った逆減衰リバーブがあります。Gravityノブをプラス側に設定すれば通常のリバーブ減衰、マイナス側に設定すれば逆減衰となり、リバーブテールが吸い込まれるような独特のサウンドを生み出します。高い負のGravity設定でFeedbackを増やすと、その効果はさらに強調され、非現実的な音響空間を構築できます。
メリット・デメリット
買うべき人
見送るべき人
上記に当てはまる方は、まずEventide Blackholeの公式ページで音を確認してみてください。
競合プラグインとの比較
本動画内では競合製品への言及はなかったため、このセクションは省略しています。
結論:Eventide Blackholeを買うべきタイミング
既存のリバーブでは再現できない、桁外れの空間表現や幻想的なサウンドスケープを求めるDTMerにとって、Blackholeは「音の広がりが足りない」という問題を解消するでしょう。シンセパッドやボーカル、ギターソロに非日常的な奥行きと動きを与えたい時、また、インフィニットリバーブをドローン的に活用して楽曲の土台を構築したい時に、その真価を発揮します。
自然な空間シミュレーションや、一般的なミックスに馴染むリバーブを主戦場にしているなら、このツールは選択肢に入らないかもしれません。汎用的なリバーブとして導入するには、その特性が強すぎる可能性があります。
結局、Blackholeは「非現実的で、深く、広大な空間」専用ツールです。その用途に当てはまるなら迷う理由はありません。



