Dangerous Music BAX EQ レビュー:位相シフトを抑え、ミックスの透明感を保つEQ
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ミックスの透明感を損なわず、自然な周波数調整を求めるDTMerにとって、位相シフトは常に課題です。Dangerous Music BAX EQは、この問題を解消し、マスタリングや最終調整工程で音の広がりと明瞭さを維持したいエンジニアに向けたEQプラグインです。この記事では、BAX EQがどのようにあなたの作品に貢献するかを解説します。詳細スペックと購入ページは以下から確認できます。
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Dangerous Music BAX EQのサウンドと機能
Dangerous Music BAX EQは、一般的なシェルフEQとは異なる「Baxandallフィルター」の形状を採用したEQプラグインです。このフィルターは、コンシューマーオーディオ機器のトーンコントロールに多く見られるタイプで、非常に緩やかなカーブが特徴です。一般的なシェルフEQが特定の周波数で効果が平坦になるのに対し、Baxandallフィルターはスペクトルの端まで効果が連続的に上昇(または下降)し続けるため、より自然で広範囲にわたる調整が可能です。
この緩やかなフィルターカーブの最大の利点は、位相シフトが非常に少ない点にあります。アナログデバイスにおいて位相シフトが少ないということは、音の立ち上がりであるトランジェントが損なわれず、サウンド全体のオープンさや忠実度が高く保たれることを意味します。レビュアーは、特に高域のブーストが「エアバンド」を広げるような印象だと述べており、シャープで特定の帯域を強調するシェルフEQとは異なる、スムースなキャラクターを持っています。
マスタリングツールとしてのBAX EQは、そのステップコントロールが重要です。すべてのパラメーターがステップ式になっているため、設定を正確にリコールでき、特にステレオイメージを完璧に維持したまま調整を進めることが可能になります。これは、マスタリング工程において非常に重要な要素です。
さらに、BAX EQに搭載されているアナログのハイパスフィルターとローパスフィルターは、レビュアーが「これまで使った中でトップクラス」と評価するほど高品質です。特にローパスフィルターには、70kHzから緩やかにロールオフを開始するユニークな設定があります。この周波数帯は可聴域をはるかに超えていますが、レビュアーは、過度なDSP処理が施されたミックスにしばしば現れる「sizzy」で「edgy」な高域のハーシュネスを除去し、サウンド全体をよりスムースにする効果があると指摘しています。
DTMプロの本音 動画内では、70kHzからロールオフするローパスフィルターが意外なほど有用だと述べられていました。これは、デジタル処理に起因するミックスのハーシュネスを、可聴域に影響を与えずに取り除くという、実務的な課題解決に繋がる示唆です。
メリット・デメリット
上記に当てはまる方は、まずDangerous Music BAX EQの公式ページで音を確認してみてください。 セール価格を確認する
買うべき人
見送るべき人
競合プラグインとの比較
本動画内では競合製品への言及はなかったため、このセクションは省略しています。
結論:Dangerous Music BAX EQを買うべきタイミング
Dangerous Music BAX EQは、マスタリング工程で透明感とトランジェントを維持しつつ、自然なトーンシェイピングを求めるエンジニアにとって、位相シフトの問題を解消する強力なツールです。特に、DSP処理過多によって生じる高域のハーシュネスを、70kHzからの緩やかなローパスフィルターで除去するという独自の解決策は、多くのDTMerにとって貴重な発見となるでしょう。
一方で、特定の周波数帯をピンポイントで強調したり、急峻なカーブで音作りをしたいアグレッシブなミックスエンジニアを主戦場にしているなら、このツールは選択肢に入らないかもしれません。BAX EQは、そうしたエフェクティブな用途には不向きです。
結局、Dangerous Music BAX EQは、音の透明性と自然な広がりを重視するマスタリング/最終調整専用ツールだと言えます。その用途に当てはまるなら迷う理由はないでしょう。



