Novation Launchpad X レビュー:Ableton Live連携を強化した中堅パッドコントローラーの表現力と制約
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Novation Launchpad Xは、同シリーズの中堅モデルとして、特にAbleton Liveとの深い連携と表現力豊かな演奏にフォーカスしたパッドコントローラーです。ベロシティとポリフォニックアフタータッチに対応し、Launchpad Mini Mark IIIと比較して、より高度な制作環境を求めるDTMerに最適な選択肢となるでしょう。この記事では、Launchpad Xが提供する機能とそれが制作現場でどのように役立つかを詳細に解説し、購入判断のための具体的な材料を提供します。詳細スペックと購入ページは以下から確認できます。
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Novation Launchpad Xのサウンドと機能
Novation Launchpad Xはパッドコントローラーの一種で、8x8のグリッドパッドを核としたAbleton Liveのコントローラー機能を主機能とします。上位機種であるLaunchpad Proからベロシティ対応パッドを受け継ぎ、Launchpad Mini Mark IIIとの比較では、より高度な表現力とAbleton Liveに特化した機能を提供します。
ハードウェアの特性と操作性 Launchpad Xは、Launchpad Mini Mark IIIに比べてわずかに厚みがあるものの、パッドの表面積が広く、演奏時の操作性に優れています。最大の特長は、ベロシティセンシティブなパッドとポリフォニックアフタータッチに対応している点です。これにより、単なるクリップのローンチだけでなく、ソフトウェア音源のニュアンス豊かな演奏が可能になります。電源とデータ転送はUSB Type-Cケーブル一本で行いますが、Launchpad Proとは異なり、専用のMIDI出力や外部電源には対応していません。これは、USB MIDIホスト経由でのハードウェア制御を前提とするDTM環境では考慮すべき点です。
Ableton Liveとの連携機能 両モデルともにAbleton Liveのセッションビューを8x8のグリッドで表示・操作できますが、Launchpad Xはミキサービューにおいて、ストップ、ミュート、ソロに加え、トラックごとのボリューム、パン、センド(A/Bの2系統)をパッドで操作できる点が大きく異なります。特にボリューム操作では、パッドを優しく叩けば緩やかに、強く叩けば素早くレベルが変化する直感的な挙動が、ミキシング時のスムーズな調整に役立ちます。また、Ableton Live 10以降の新機能である「Capture MIDI」ボタンが搭載されており、演奏した内容を遡ってMIDIクリップとして取り込むことが可能です。これは偶発的に生まれたフレーズを逃さず記録する上で非常に有効な機能です。
演奏モードとカスタムマッピング Launchpad Xの「Note Mode」は、アクティブなトラックの種類を識別し、ピアノトラックであればスケールモードやクロマチックモードで演奏できます。メジャー、マイナー、ハーモニック、ペンタトニック、ホールトーンなど16種類のスケールを選択でき、MIDIチャンネルや行間のインターバルも設定可能です。ドラムキットトラックでは、パッドがドラムサンプルの配置に自動的に適応するため、トラックを切り替えるだけでスムーズに演奏スタイルを移行できます。さらに、Novation Componentsソフトウェアを通じてカスタムMIDIマップを作成できる点は共通ですが、Launchpad Xは4つ、Launchpad Mini Mark IIIは3つのカスタムレイアウトを保存できます。各パッドにはノートだけでなく、フェーダー、プログラムチェンジ、CCボタンなどを割り当て、それぞれにカスタムカラーを設定できます。この機能はAbleton Liveだけでなく、あらゆるソフトウェアシンセやUSB MIDIホスト経由のハードウェアシンセを制御する際に強力なMIDIコントローラーとして活用できるでしょう。
DTMプロの本音 動画内では「Ableton Liveのミキサーコントロールでは、パッドを叩く強さでボリューム変化の速度が変わる挙動が、直感的なミキシングに役立つ」と述べられていました。
メリット・デメリット
買うべき人
見送るべき人
ベロシティとポリフォニックアフタータッチによる表現力豊かな演奏を重視する方は、まずNovation Launchpad Xの公式ページで音を確認してみてください。
競合プラグインとの比較
本動画内では競合製品への言及はなかったため、このセクションは省略しています。
結論:Novation Launchpad Xを買うべきタイミング
今使っているMIDIコントローラーで、ベロシティやポリフォニックアフタータッチによる表現の幅に物足りなさを感じている人、Ableton Liveのミキサー操作をマウスに頼りすぎている人には、Launchpad Xの不在が制作のボトルネックになっている可能性があります。特に、偶発的に生まれたフレーズをCapture MIDIで逃してしまう、あるいはスケールモードがないためにインスピレーションが途切れるといった経験があるなら、現状のワークフローで時間を消費していると言えるでしょう。
Launchpad Xを導入すれば、パッドを叩く強さでトラックボリュームの増減速度を調整したり、複雑なスケール演奏もデバイス側で設定するだけで可能になります。Capture MIDIボタンにより、あとから演奏をMIDIクリップとして呼び出す手間も不要になり、Ableton Liveでの制作がより直感的でスピーディになるはずです。
デモを試して1時間で答えが出る問いを、先送りする理由はない。



